パニック障害の恐ろしさ
昨日は私のパニック障害のはじまりだったと思われる出来事のお話を書きました
本日はパニック障害の恐ろしさについてです
昨日書いた通りある日突然おこりました
それまで全く普通の生活をしていたにも関わらずおこったんです
この病気は誰にだっておこる可能性があります
それはこの病気に限らずそうなのですが
だからこそ伝えていくことは大事なのかなとも思っています
そしてこのパニック障害は発作時間は確かに数十分でおさまります
その後大抵パニック障害の説明しているサイトにはこう書いてあります
「発作後はケロッと元に戻ったようになる」
確かにそうなる時もありますが大抵は発作後脱力感が半端ないです
突然身体の機能がオーバーヒートしたような状態の後は発作治った~さあ動こうとはなれない病気です
だから昨日病気の説明の時に発作後数十分で収まると医学的情報で書かなければならなかったのですが
実際その発作がおこってる身からすると
発作がおこるとその日一日はほぼベットの上か何も手につかなくなることも多いんです
この怖さと発作後の脱力感や倦怠感があまり知られていないんですよね
だから「発作おさまったんでしょ?」って周囲に問われる事もある病気なんです
パニック障害の恐ろしさのひとつは周囲が理解しずらい症状であることに加えて
自分でも症状の説明がうまくできないことだと思います
わかってほしいけれどパニック障害は発作をおこしたことある人しかわからない病気であるのは確かです
それはどの病気でもそうではあるんですが
パニック障害になったことがない人にとっては、うまく想像できないイメージしずらい病気でもあると私は思っています
だからこそいつまでたっても「心」の病気だと言われてしまうのかなとも思います
心でどうにもならないということが理解されない病気なんです
パニック障害やうつ病などをひとくくりに「心の病気」と言ってしまうのも
患者の立場でいえばもやもやとしてしまいます
確かに精神的ストレスからなる場合もあります
精神疾患を表すのに最適な言葉でもあるのでしょう
けれど「心」って目に見えないから
「気持ち」で「症状」を「どうにできる」と思われるんですよね
精神的ストレスが脳波や脳神経に異常をきたしていて身体症状があらわれているのであれば
風邪でウィルスが入り熱がでるような
そんな身体の反応と一緒だと思うんですよね
ウィルスではなくそれがストレスなだけで
自分でどうにもならない身体症状がでる
だって風邪ひいて熱出た人に今すぐ気持ちの持ちようで熱下げて!って言っても下がりませんよね?
薬で熱は下がってもまた熱でますよね
そして風邪とは違って1週間以上たっても回復しないのが精神疾患の厄介なところです
だから心の病気と呼ばれる精神疾患ですが私は呼び方どうにかならないかなあと思っています
それはパニック障害って病名もです
「緊張し焦ってパニックなるんでしょ?私も人前に立つときとかそうなることあるよ~!」と言われたりします
パニック障害って別に緊張してパニクッてるわけではなく
身体が異常反応おこしている状態ですから名前でも勘違いされやすい病気ではあるなと思っています
パニック障害と霊感
私は発作のような症状で学校へ通えなくなりました
ですがその頃はパニック障害だとは思っておらず
また中学の頃の私は霊的な何かのせいもあるのだろうと思っていました
実はこのパニック障害
霊感がある人などはかかりやすい病気とも言われています
ですが大人になった今私は「パニック障害は霊感のせいではない」
「違う」とお伝えしたいです
それはこれを読んでくれている人、また今後パニックで悩まされた人がここをみつけて読んだ時
「そうか霊感のせいもあるのか」と病院に行かなくなってしまう可能性があるからです
だから私はパニック障害になった占い師ですが
パニック障害は霊感とは別物ですと書きます
怪しい症状がでてもしかしてパニック障害?と思った場合
まず行くべきところは病院です
心療内科へ行ってください
それでも治らなかった場合
心が安心するならばちょこっとだけスピリチュアルな世界も
のぞいてみてください
私は治らなくてスピリチュアルな世界で治ってきたほうではあります
だからパニックと霊感の関係を心から絶対にないよとは言い切れません
それでもパニックと霊感は違うし別物だと書いています
矛盾しています
でもそう言わないといけない事をわかってほしいです
何度も書きます
治るための最初はまず病院から
私は病院行っても薬を飲んでも運動して栄養とって規則正しい生活心がけても何をやってもだめで
藁にもすがる思いでスピリチュアルにいった私が言えることでもないんですが
でもこれ本当に危険なんです
パニックの症状が治ると聞いたら怪しいツボすら買ってしまいそう
こういう人の弱ったところにつけこむ人が人間の世界にはいらっしゃいます
私も占い師している怪しい人物ですので説得力がないのは重々承知ですが
数十万の高額な鑑定料をもらおうとしたり
月額でずっとお金をもらう形で「月額やめたら病気治らないよ」と言ってきたり
「悪霊のせいだね!」と言われたり
これ買えばいいよ!と強制的にグッズを買わせようとしてきたり
そういった類の者からは全力で逃げてください
私は本当にたまたまスピリチュアルな世界が身体にあっていたのでしょう
ですがスピリチュアルが良いというのは全員に当てはまるものではありません
まずは病院!!病院からです!!
学校へ行ってないのが親にバレた後はどうだった?
学校へ行けなくなりいよいよ親にもバレましたが
親は特に怒ることもなく
休み続ける私をほうっておきました
怒るわけでも理由を聞かれたわけでもない
思春期だからしょうがないねで干渉しないでくれました
この対応が良かったかどうかで言えば
我儘ですがあまりよくない対応ではありました
ほうってもらえて安心した半面
学校の先生と親からほぼ放置です
私に興味がないんだな
この世に私はいてもいなくてもいいな
こんな風に絶望した気持ちもありました
本当に思春期の頃のせいにしてはいけないけど
中学生の私は身勝手だなと思います
私が親に知られたくなくて学校サボっているのを隠し通していたから
親はあえて何も聞かなかったのでしょう
けれど私は親の優しさを察せれなかった
「親は家にいつもいないし私に興味ないんだな」くらいにしか思わなかった
親は仕事です!!
仕事ですよ!!!
不登校の娘なんか気になるにきまってるじゃない!!
何も聞かないのだって大変なんだよ!!!
休ませておくのも大変なんだよ!!!
と昔の私に叫びたい気持ちです
けれど中学の私は体育座りで縮こまってる状態です
周囲へ絶望しています
支えて守られていることすら自分にいっぱいいっぱいで見えませんでした
親子って難しいなと思います
外出が難しくなっていった
そしてこのパニック障害は外にまったくでれなくなる病気でもあるんです
それもそのはず
発作がいつおこるかわからない
前触れなくおこるもので対処のしようがないんです
だから怖くて外へとでれなくなります
楽しい気分の時にも発作はおこります
だから体調が良い日でも発作はおこります
よくパニック障害の事を周囲に伝えると
歯医者等でも
「今日は体調いかがですか?」とか
「今日は大丈夫そう?」と前もって聞かれるんですが
「大丈夫です」とは答えれません
体調が良くても発作はおこるからです
誰かと遊ぶ予定をたてても
急に発作がおきて遊べなくなることも多いです
「大丈夫な日がわからない」
だから外出が怖い
でも生きていく上では
薬を飲んで無理矢理外出しなければならない
そのせいもあり発作を繰り返します
発作の時何も悪いことしていないのに
発作がおこってる時の自分が恥ずかしくもあり
周囲への申し訳なさもあるんです
苦しんでいるのに発作後は周囲の反応が気になるし謝ってしまいます
でも発作中は周囲に気をつかう余裕がなく
叫んでしまう時もあります
「怖い怖い」とずっとつぶやいたり
「窓をあけて」と閉塞感が怖くていってしまったり
逆に「窓を閉めて」と言ってしまったり
「大丈夫?死なない?」と壊れたラジオのように周囲に確認し続けたり
自分でも制御できない自分があらわれるのが発作です
そんな心理状態に加えて身体症状もあらわれます
めまいや息苦しさ
身体が揺れるような動悸
ボーっとして外側から自分を見つめるような離人感
手の感覚がなさすぎて感覚を戻すために壁や床を殴ったり爪を自身の肌に立てたりします
身体の感覚がないって怖いんです
だから身体を傷つけます
痛みを感じないから痛くなるまで床などを殴ります
でもそれって暴れたり暴力したいわけでもない
ただただ感覚を戻したいだけ
感覚が戻ると他の症状も落ち着くからつい痛めつけてしまうんです
ちなみに上の症状には個人差があります
私はパニック障害、重症までいっていました
重症は当然病院にすら行けません
よくサイトでパニック障害は病院へと書かれています
私も書きました
でも重症までいってしまっては病院に行けません
そういう時はオンラインで相談できる
スピリチュアルな世界が救いでもあった
だからスピリチュアルな世界は全部が悪いわけではありません
もし病院にあの時言ってたら強制入院だったでしょう
けれど症状が酷すぎて病院へ行けなかったんです
だからそれが私が占い師になった理由のひとつでもあります
あの日の私が今もいるかもしれないので
外にでれない苦しさを話したい人がいるかもしれないじゃないですか
でも基本的には楽しんで占い師をしています
人を救えるとは思っていません
自分を救えるのは自分自身だけと思っています
矛盾してます
説明しようとすると難しいですが
占いって依存しやすいされやすい
だからここをしっかり線を引かなければいけないなと考えて私は占いをしています
家族の対応は?
家族は私を思いやってくれたのでしょう
良くも悪くも家族は私を病院へ引っ張ってはいかなかった
私が病院に行けるかもって日には付き添いしてくれたりはありましたが
私に有無を言わさず連れてくことはなかったです
そして共働きだから仕方なかったのですが
家族が家にいるのは少なかった
「家にいるときくらい休みたい」
「なんなんだお前は」
と言われたこともあります
パニック障害は家族や周囲には理解されづらく
こういった言葉を投げかけられた人も多いのではないでしょうか
でもね私はもう家族を恨んではいないんです
私が私の親だったら同じ言葉いってるとも思います
「なんなんだお前は」と言いたくなるでしょう
ついさっきまで元気だったのに
突然震えて苦しみ始めるんです
それがいつおこるのかもわかりません
私の症状に振り回されてしまい
家族は相当大変だったと思います
例えばね
家族はもっと優しくとか
そんな言葉言われたの?とか
ここだけ見るとそう思うかもしれないんですが
パニック障害って周囲もかなり大変だと思うんです
介護って大変ですよね
それと同じです
病気の人を支えるのは一筋縄ではいきません
だって支えてばっかで家族は?
家族だって大変だし悩みがあり働いているのに休まる暇がないんです
私は当時自身の症状で手一杯でした
家族へは頭があがりません
本当によくしていただいたなと思っていますし
今も頼りにしっぱなしで申し訳なさと感謝しかないんです
早く健康になり
今度は私が支えれたらと思っているので健康を引き寄せるべく過ごしています
病名がでるまでの地獄
家族は強制的には私を病院へは連れていきませんでしたが
内科や脳外科ありとあらゆる場所へは
私が外に行ける時は連れて行ってくれました
どこで検査しても原因不明
そこで心療内科や精神科を紹介してもらうことになったんです
私はあるメンタルクリニックを受診することになります
それは私があの横断歩道事件で不登校になってから2年後
高校になった時でした
だから私は中学はほぼ不登校でした
時々保健室登校を頑張った日もありますが
横断歩道を乗り越えても
学校で発作がおきてしまい
一人で勝手に帰るを繰り返しもしていました
だから先生からはあまり良い生徒とは思われなかったでしょう
困った生徒だと思われていたと思います
病名がわかるまでの私は「原因不明」の症状でしたから
家族や先生からの目はわりと冷ややかなものでした
「仮病なんでしょう?」と聞かれたこともあります
そういった対応を目の当たりにして
中学の頃の私はどんどん心を閉ざしていきました
こういう状態に加えて
マラソンの時は倒れてしまい
幽体離脱体験もしています
もう明らかに触れてはいけない生徒です
ハリーポッターに名前をいってはいけないあの人がいますが
まさに私はそんなような感じで
その頃にはもう私をいじめる人すらいない
いじめですら触れれないような腫物に私はなっていました
だから病名がわかるまでの間は
わりと地獄のような
針の筵の生活をしていました
私のこの状態が病気で
仮病でもなく気の持ちようでどうにもならないと
医師の言葉で親に伝えてもらえたとき
私はやっと救われた気持ちになりました
パニック障害は本当に難しい病気です
わかってもらえないこともあるけど
発作があるから周囲に「パニック障害であること」を伝えなければいけない
伝える理由は発作で迷惑をかけることがあるから
迷惑の例:歯医者では治療中に発作がきたら休ませてもらう。友達と遊んでる時は発作の時もし映画をみる予定ならば上映中でも映画から離れ発作おさまるまで一度トイレに行きたい等迷惑をかけてしまう
ただそのために伝えるんですが
「パニック持ちだから気遣えってこと?」と
言われたりもします
「病気アピール?」とも言われます
そうではないんです
楽しく遊んでいてもどうしても発作の時は迷惑をかけてしまう場合があります
そのためだけに伝えていて気遣えってわけではないんです
でもどうしたって病気であることを知れば
優しい人は気遣います
大丈夫かどうか気になる人もいるでしょう
私はそれも申し訳ない気持ちになりました
純粋に遊ぶことを楽しめないだろうと思ってしまい
周囲とは適度な距離をとるようになりました
遊ぶ誘いもめったにのりません
それは周囲のためと捉えらさるかもしれませんが
私を守る行為でもありました
周囲の反応と距離感
自分勝手ではあるかもしれないんですが
こうして周囲とあまり関わらず
ほどよい距離感で一人で過ごすことを私は悪いとは思っていません
私の立場から考えると暴言に思えるような
理解のない言葉は結構投げかけられてきましたが
病気を知らない人にとっては仕方ないです
むしろ大人になった今では理解ない言葉は全然投げかけてくれて構いません
私だって理解できていないことはあるでしょうから
また病気を知らないことだから言える言葉でもあります
病気を経験していないのは幸せな事です
私の事を気遣って不満に思った事を何も言わないで離れていく
そんな人も多かったです
だから黙って離れられるよりはまだ
「病気アピール?」という
私の立場からするとイラっとするような言葉も
私に投げかけてくれたことへ感謝しています
対等に喧嘩をしてくれる存在だからですね
病気で「かわいそうな人」にしないでくれた
だから私は「まじで病気、なんでか知らんけど急に発作になる」と相手に言えたし
続けて「メンヘラに見える」と言われても
私の症状を伝えれる機会をもらえました
そこで相手が「やっぱり仮病に思える」と思うのであれば
それは相手の価値観であり判断です
私は違うと訴えた
けれど相手はそう見えなかった
わかりあえないことってあるのでここで終わる話なんですよ
私は相手に「わかってほしい」とも思わないんです
「相手はそう思ったんだな」で終わりです
人の考え方や捉え方って色々あるんですよね
ただこう考えれるようになるまでは大変でした
自分から縁を切ったり
逆に相手に酷い事をしたこともあります
酷い言葉を私が投げたこともあります
わかってもらおうとすると苦しいけど
わかってもらえる方が難しい病気と自身でわかったので
この方は症状がわからなかったというだけなので今はもう恨むことも傷つくこともないです
ただまるで私をサンドバックにするかのように酷い言葉を投げてくる人も中にはいますが
傷ついたりもしましたが今はこう考えています
この方は「一生自分が健康でいるのを信じている」んだなって思って受け流せるようになりました
最初の方にも書きましたがいつ誰がなってもおかしくないのが病気です
元気でいる事は奇跡だと思わず当たり前だと思って過ごしてらっしゃる人はいます
私も病気になる前は朝起きて学校に行けるのは当たり前だと思っていました
でもその朝起きれることが当たり前だと信じている人は
今とても健康であるということです
だから酷い言葉も言える
例えば病気で起き上がれない人に
「どうして朝起きれないんだ」も言えるんです
「起きれない症状を知らない」か
または「自分は起き上がれない時に無理して起き上がってきた」場合に
そうした暴言ともいえる言葉を苦しんでいる人に言える人はいます
人によって症状は違うのに人間って自分基準で物事判断しがちですよね、私も気をつけていても自分基準になってることあると思います
だから人の言葉って気にしていたらキリがないんです
わかってもらおうとしなくていいし
相手の言葉にいちいち傷ついていたら身が持ちません
自分が理解されたかったように
自分にとっての暴言をいう相手の立場や考え方を理解した時
私はわかってもらわなくてもいいやと思えました
だって相手にも相手の言い分がありますからね
私だけわかってもらおうなんてのはありません
そして今の時代良いですよね
パニック障害持ちでも
誰かと遊ぶときは会わなくてもネットで繋がれますからね
ネットだと発作おきていても発作だと言わずに離席可能です
用事できたからまた遊ぼうねで終われます
嫌な言葉を投げかけられたら
ミュートやブロックもできるし見ないようにSNS閉じることもできます
ネットのある時代に私は感謝しています
本日も読んでくださりありがとうございます
次回はパニック障害発症時期のスピな出来事のお話になります
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