戦争中に占い師として活動した祖母
昨日のブログにも書きましたが
本日は私の祖母のお話になります
祖母は戦時中行方不明者を占いで探していました
それも高確率で行方を当てていた
そんな祖母の話をブログを読んでくださるみなさんも知りたいかも?と思い書こうと思ったのも理由のひとつなのですが
このお話を書かなければいけないと思った一番の理由は【注意喚起】のためです
祖母は手を出してはいけないものに手を出した
霊感が強かったとしても一般人である祖母がなぜこれほど当ててしまったのか
それは手を出してはいけないものに手を出してしまったからなんです
その占術とは「コックリさん」になります
知っている方も多いのではないでしょうか
こちらの術は昔流行っていてある事件もおきています※気になる方は(コックリさん 事件)で調べてみてね
祖母本人に当時のことを詳しくは聞けていない為
私の想像や憶測も交えて書いていきますね
おそらく戦争という混乱の中
元々霊感の強い祖母には相談者が多かったのだと思います
相談にのるだけでも良かったはず、けれど祖母は降霊術をはじめてしまった
コックリさんでより祖母は当てるようになってしまったんだと思います
遊び半分で手を出してはいけない占術
コックリさんは遊び半分で手を出すと呪われるとか動物霊に憑かれるとか言われています
もちろん祖母は遊び半分で手を出したわけではないはず
当時戦争によりカラフトにまで逃げなければいけなかった状況
きっと必要に迫られたのだと思います
例えばの話になりますが
今だって私はタロットカードで占っていますが
今後実は「タロットカードは危険だった」と言われても
もうやってしまったものは仕方ないと思うんです
そして第六感でなんとなく危険だなと思っている占術だったとしても
それで行方不明者が見つかっているのなら
手を出してしまう気持ちもわかってしまいます
けれどその行方不明者の居場所を当てていたという事は
相当強いモノが降霊していたことにもなります
祖母は動物霊に憑かれたのか
コックリさんをやることで動物霊に憑かれる、これについて祖母はどうだったのか
残念ながら動物霊に憑かれるのは本当のようで祖母についた動物霊は狐でした
祖母は占いをしていく過程で
だんだんと狐のようになっていったと聞きました
突然怒り出したり
顔が狐のようになり
目がひんまがったかのように吊り上がっていったり人の声というよりは獣の鳴き声のようなものを発していて異常な行動もみられたようです
その姿を狐憑きと呼ぶようで
「本物の狐のようだった」と母が話していました
そうなってしまった事もあり
祖母は占い師を辞めたようです
現代の医学でみる狐憑き
実際現代の医学であてはめてみると狐憑きは
精神的ストレスによる精神疾患や
脳の異常も関連しているんじゃないかなと
私は思います
戦争という混乱で祖母には相当なストレスが
溜まったんじゃないかなとも思うんです
ただ現代の医学は昔は通じません。祖母に優しくしてくれる人はいなかったんじゃないかなと思います
狐憑きになってしまった祖母は嫌な目にあってきただろうし
いじめや陰口や忌み嫌われることもあったのではないかなと思うし、私が知ってる祖母は人嫌いな傾向もあったため、辛い目にあってきたのだと思っています
私に対して祖母は優しかった
狐憑きにあったとは思えないほど私の知ってる祖母は厳しくもあり優しかったです
だから私は狐憑きの話を母に聞いても
祖母を怖いと思う事はなかったです
ただこれだけは声を大にして言いたい
コックリさんだけはやっちゃダメです
さて一番伝えたいことも書けましたがあともう少しだけ祖母の話を続けさせてください
私に対して霊感やそういった話を
極力しないようにしていた祖母ですが
ただ時々大事な事も言っていました
例えば
「自分を大事にしなさい」
「毎日手を合わせなさい」
「ご先祖様の事を忘れてはいけないよ」
「感謝しなさい」
「人だけではないよ食物にも感謝だよ」
「自分の嫌いな人と同じ行動をしないように」
「夢珠(私の名)が笑っていると周りにいるのも喜ぶよ」
本当にこうやって書いて思い出してみると
「幽霊」については視えるかどうかはっきり言ってないけど
遠回しには伝えてくれていたんだなと気づきます
視えているんだなって思えます
ただ何度も書いた通り小さな頃の私には
遠回しの言葉が伝わらなかった
きっとこのわかりやすい遠回しの言葉が
私に伝わらなかった原因は
私が私を否定していたからだなと思います
自分で自分を信じれないから
祖母もきっと信じてくれていない
そう勝手に決めつけていたのだと思います
私と狐様の関係
祖母がこういう目にあっていても
私はお狐様に対して悪い印象はありませんでした
むしろ助けていただいたのだろうと思うし不思議と怖くないんです
ただ私の祖母は相当嫌な事もあったのでしょう
狐憑きになり狐落としのお祓いをしてもらっても
お狐様がお使い(眷属)をしてらっしゃる
稲荷神社へのお参りを避けてしまいました
私は「なんで避けるの?」
「お狐様待ってるよ」
と小さい時に祖母に言った事もあります
けれど祖母はお参りしようとはしなかった
きっとできなかったのかもしれない
「私には資格がない」
そう思ったのではないかなと思います
だから私は祖母のかわりにもなるし私が行きたかったから稲荷神社へお参りし
体調が良かった時期には
京都の伏見稲荷にも感謝をお伝えに行きました
伏見稲荷でのある出来事
祖母は狐憑きとなってしまったけれど
戦争で行方不明者を探し出していたことは
すごい事だし誰かを救っていたのではないかなと思っています
ただ行方不明者を見つけ出せなかったときは
恨まれもしたのではないかとも思っています
だから祖母は凄いだけでは終われない出来事ではあります
祖母の行動により助けられた人も
傷つけられた人もいらっしゃると思います
「占い」って難しいんです
やり方によっては人を期待させて落としてしまう
だからといって祖母の行動を恥じる事もないです
ただ結果こうなってしまったので
手を出してはいけないという
注意喚起もしています
そしてたくさんの人の
期待と絶望の顔を見たであろう祖母に
孫の私がかけれる言葉は
「大変だったね」
「お疲れ様」も伝えたいけれど一番は
「私はおばあちゃん大好きよ」と
大変な人生だったであろう祖母に伝えたい言葉です
そして祖母のこういった因縁が孫の私にきているだとかそういった事もあるとは思います
ただ幸い私はメンタルは強いです
強くなりました
身体は弱いですが因縁なんてなんのそのと思えるくらいにはメンタル強いです
だからもし因縁があったとしても動じませんし
お狐様に不快な感情もありません
ただただ「ありがとうございます」と伝えるだけです
ここまで読んでくださりありがとうございます
実は私が伏見稲荷に行った時
ある出来事にあっていました
明日はその出来事について書こうと思います
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