奈良の旅も後半へ
今まで私は十三佛のお寺さんの
新薬師寺
西大寺
宝山寺
長弓寺
長岳寺
大安寺
の御朱印を貰いました
思えば6つも御朱印を押してもらっています
御朱印ひとつひとつに素敵な思い出があり
私は残り7ヶ所のお寺さんに行くのが楽しみでした
私が次に向かったのは安倍文殊院です
なんと安倍文殊院公式チャンネルがありました
とても綺麗な場所なので良かったらのぞいてみてください
安倍文殊院へ
朝早くに起きて私は駅から桜井まで行きました
桜井までの向かう途中の列車内では学生服の子たちやリュックを背負った人々
私が北海道で過ごしている日々の間、奈良ではこんな風景が日常なんですね
私にとってはいつも見ているのは北海道での日々
けれどその日々も当たり前ではないんだと思えました
地図で眺めているだけでは絶対わからない
人の思いや出来事は一秒ごとの奇跡なんですね
そう考えながら列車内でぼーっとしていたら
突然隣の席に座ったおじさんが「何処にいきはる?」と聞いてきました。
お寺さん参りですと答えると
おじさんは退職後に奈良にきてはハイキングしてると嬉しそうに言っていました
おじさんと少しお話しながら
桜井までの列車からの景色を楽しみます
そして桜井につく前におじさんは「お嬢ちゃんと一緒にお寺さん巡りたかったわ」と笑いながら去っていきました
そしてまた違う方が隣に座ります
前の私ならば何も思わないけれど
これからの人生できっともう出会うこともなく名前も知らない出会いがたくさんあって
一期一会の旅がとても貴重で
けれどこれは旅だからではなくて
毎日誰かと本当は出会ってる
意識をしていないだけで
だから当たり前だけれど毎日同じ日はないんだな実感しました
桜井駅についたらちょうど安倍文殊院行きのバスがきて乗り込みます
そのまま流れるように安倍文殊院に向かいました
安倍文殊院と金閣浮御堂
安倍文殊院本当に素敵な空間でした
池と金閣浮御堂の景色も素晴らしくて
本当にこの御朱印巡りで訪れるお寺さんは「素敵」とか「異世界みたい」な
そんな場所ばかりなんです
この写真の建物が金閣浮御堂です
参拝者の厄災を祓ってくれるそうで私も感謝をお伝えし拝みました
しっかりお参りをして御朱印を押してもらい、駅まで歩きで戻ります
そしてそのまま電車で大和八木に向かいました
おふさ観音へ
お寺さんを一ヶ所ずつご紹介していこうと思っていたのですが
思ってたより連載が長くなっていっているので
昨日からまとめてご紹介しています
私が次に向かったのはおふさ観音でした
風鈴が綺麗だったおふさ観音でした、興味のあるかたはこちらの動画おすすめです
大和八木駅で降り住宅街を抜けおふさ観音に向かいます
こんな住宅街にお寺さんあるのかな?というくらい住宅街を歩くので不安になりましたが
ちゃんとありました
住宅街だから小さめのお寺さんかなと思ったのですが
お寺さんを見つけて入った瞬間びっくり!!
お寺さんの中は薔薇の花畑でした。
薔薇のお寺さん!!!凄い!!綺麗!!!!と
すっごい嬉しくなりました
薔薇の香りもして目が楽しい
見える景色が色とりどりなんです
満面の笑顔でお参りして御朱印も終わり私はこのまま帰るのももったいない気持ちになり
お寺さんの裏庭に向かいました
するとおふさ観音には亀もいます
そしてちょうどこの日おふさ観音で芸術大学の展示会してらっしゃっていて作品に見入りました
東大寺の事を思い出す
おふさ観音での展示を見てまわって
私はまだまだ余力が残っていることに気づきます
焦ってはいけないけれど
旅の日程も残り少なくなっている
朝のうちにさくっと2ヶ所もまわれてしまったので
私はこの日のうちにまわれる場所を体力の続く限りまわってしまおうと決めました
次に一番近いお寺さんは當麻寺中乃坊です
けれどその前にお昼ごはんを食べようと私はお店に入りました
お店では色々思い出します
奈良の大仏さんにも逢いましたし
東大寺では瓦に祈願を書く寄付があり書いてきました
私の名前と祈願が二月堂の瓦になると思うと嬉しいなと思い出したりしていました
ブログには書いてなかったのですが二月堂も観光にいったんです
ここの修復に使ってもらえるんだなって嬉しくなりました
ここで気になること
明日のブログは當麻寺中乃坊へ向かうところからのスタートです
さて私はこれだけ大冒険をしていますが
はたして発作がおきていたのかどうか
同じパニック障害の方なら気になるのではないでしょうか
この頃私は薬を飲んでいました
やっぱり何度か発作のようなものはありましたが
北国にいる時よりは発作の回数が少なかったんです
これは稀なのだと思います
大抵は発作がしんどくて旅もできなくなるくらいなので
私はこの頃だいぶ発作が治ってきていたのも理由の一つだと思っています
それと恐らくですが私の場合はスピ的な理由もあったのではないかなとも思っています
そう思ったのはお寺さんで拝むたびに身体が楽になっていってたからです
もしかしたらプラシーボ効果なのかもしれません
そして私はどこのお寺さんからだったかは覚えていないのですが
お寺さんに拝んで堂本剛さんへの感謝を伝えるつもりだったのに
いつのまにか「ありがとう」という心からいまあるもの全てへ感謝するようになり
「ご先祖様ありがとうございます」まで拝むようになっていました
誰に言われたわけでもないのに心から感謝したいという気持ちになった時
「ご先祖様へ」も言いたくなったんですよね
そして今回の御朱印旅は奈良の南側にも行ったり山を登ったり
体力を使うので発作の頻度は本当なら多いはずなんです
けれどあまり起きなかった
なんなら薬すら飲み忘れてた時があった
私は「発作が本当はないのでは?」と自分自身を疑ったくらい
身体が楽になっていました
ただこういう事を書くと
パニック障害は嘘だとか仮病だとかここだけの言葉を切り取って言う方もいらっしゃいます
そういう事ではないんですよと
パニック障害は脳神経の誤作動のようなもの
きっとこの奈良の旅は私にはとても合っていて私の脳神経へ良い影響があったのではないかなとも思っています
本日も読んでくださりありがとうございました
奈良の旅話が続いていますが
自分で言うのもなんですが
奈良の旅を書くたびに色々思い出して心があったかくなってました
ブログって楽しいですね
書ける今に感謝です
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