パニック障害になった時の話①~前兆はある?

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パニック障害とは?

今日は長年戦ってきている私の病気のお話になります
パニック障害という病気をみなさんご存じでしょうか
今は芸能人の方でもこの病気になってる人はいらっしゃいますので
病名を聞いたことある人や自分がこの病気であるといった人もいらっしゃるのではないでしょうか

パニック障害とは 突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまいなどの症状が出現するパニック発作を繰り返し、そのため「またあの発作が起きたらどうしよう」と過度に心配になって、外出などが制限される病気です
パニック障害の症状は個人差がありますが以下のような症状があります
・不安・恐怖
・動悸
・息切れ
・発汗
・離人感(自分を遠くからみているような状態)
・めまい
・胃や胸の不快感
・自分が死ぬのではないかという恐怖
・上記のような発作がおこるが大抵数十分で収まる



私は高校の時にパニック障害と診断されました
ただ当時はまだまだパニック障害という病気の認知度は低かったんです
上にも書いてある通り発作は数十分で終わります
ですので仮病を疑われやすい病気でもありました
だから周囲の理解は得られない病気でもあったんです

幽体離脱は病気だった?

私は幽体離脱も多かったため
パニック障害のせいでおこっていたんだとそう思ったこともありますが
私の判断ではパニックでおこる離人的な感覚は幽体離脱とは違うと思っています

離人感覚とはパニック発作中、自分が苦しんでるのにどこか客観的に自分自身を離れてみているようなそんな状態です

幽体離脱の時は天井や空の上まで身体も軽く飛べます
パニック障害でおこる離人症状は違いました

例えば幽体離脱だとこんな感じです

※こんな絵で許してください、私絵が下手です

こんな風に空から倒れてる自分の姿をみてるのが幽体離脱でした

次にパニック障害での症状
自分が自分じゃない感じ
離人してるような感じ
はこう↓

あくまで身体から魂は離れず
少しだけ身体から離れて自分を見ている
パニック障害の時はこんな感じでした

だからこれはスピ的な現象や症状といったものではなく身体の病だなとわかりました

パニック障害の前兆は?

今思うとパニック障害の前兆のようなものは
小さな頃からありました

お腹が痛くなりやすい子で
小学生の頃も原因不明の腹痛が多いこでした
今思うとそういった腹痛も前兆だったのではないかなと思います

なぜ前兆と思うのか
それは医者に行っても原因がわからなかったからです
2023年10月の現段階で判明しているパニック障害の症状の原因は簡潔に言うと脳神経の誤作動だと言われています

強いストレスを感じると脳内のノルアドレナリンが増加し神経が異常に興奮してしまう
けれど決して「気の持ちよう」でどうにかなる病気でもありません
ストレス解消してすぐに治る病気でもありません
パニック障害はなかなか治らない病気です


けれど私のようにストレスがあると思っていない人にもおこりました

私は今まで説明した通り
不思議ちゃんでいじめられていたので
登下校も一人だったんですが
ストレスはありませんでした

でも結果こういう病気にはなっているので
どこかでストレスだったとは思うのですが
自覚はありません

普通に楽しく今日も学校へ行こう
そう思っていたのに
ある日突然中学校へ向かう途中の横断歩道が渡れなくなりました

横断歩道が渡れない


いつも通る横断歩道の赤信号で私は止まります

いつもの光景です
何も異常はありません

子供の頃の行きたくない道のように「こっちに行きたくない」と思ったわけでもありません※行きたくない道のお話は関連記事参照
むしろ学校に早く行きたいなくらいの感情でした

ぼっちではありましたが私は学校で
のんびりするのも好きだったんです

けれど赤信号から青信号に変わり
横断歩道を渡ろうとすると

突然の冷や汗
動悸
目の前がぐるぐるとまわります

あ、倒れるな」と思いました

でもここで倒れてはいけない
そう思い私は辛い身体をなんとか動かし
自宅まで冷や汗ダラダラで帰宅しました

帰宅してもその頃にはもう祖母は亡くなり
親も共働きのため家には誰もいません

鍵っこでしたので家の鍵を開けて飛び込むように家の中に入ります
冷や汗や震え、手の感覚もなくなっていました
ヒュッヒュッという短い呼吸になりうまく息ができません

貧血で倒れたことある人はわかると思うのですが
意識を失う手前のような状態になっていました

私は幽体離脱もしていたし結構頻繁に倒れていたのでこのような症状は慣れています

でも慣れていたとしてもとんでもない恐怖でした
何故なら原因がなかったしわからなかったからです

走っても怪我してもいないのになぜ?

大抵意識を失う時は原因があります
お腹がとても痛かったり
走ったあとだったり
頭をぶつけたあとだったり

なのに普通に登校しようとして身体も元気だったにもかかわらず
この意識を失うような症状がおこりました

ぼっちではあった
だからストレスが原因かもしれない

そう考えた事もありますが
私はぼっちでも楽しんでいたし
人とは適度な距離感の方が心地よいほうでした

人と遊ぶよりも家で漫画や本を読んでいたいしゲームをしていたい
そんなような子です

学校に行くのも別に苦痛ではなく
むしろ楽しんでいました

だからさっぱり原因がわからない
なのでたまたま体調が悪かったんだろう

そう思い私はその日は学校に行かずそのままサボることにしました
ちなみに私がさぼっていても先生は特に気にしません
そういう学校でした(今なら考えられないね)

次の日も学校へ

次の日がやってきます
私は体調も良いし昨日の症状は何だったんだろうと思っていました

もう両親は仕事へ行っているので
いつものように一人で学校へ行く準備をして
キッチンで食べ物を探して食べて
学校へと向かいます

横断歩道の前にきました
昨日なんで具合悪くなったんだろうな
そんな風に考えながらボーっと信号が切り替わるのを待っていました

青信号になり歩き出します
そして渡りきる前にまたあの身体の感覚が突然はじまりました

頭から血が下がるような感覚に加えて
突然ふきだす冷や汗
手の震え
呼吸もしずらく息がうまく吸えない

私はなぜ??と混乱しましたが
そんなことも考えてる余裕はありません

なぜならこのままここで倒れたら車の邪魔になってしまいます
私はもう走ることもできない震える身体をなんとか動かしよぼよぼ歩きながら
信号を渡らずに戻りました、そしてその場で座り込んでしまいました

私の事を心配してくれた知らない人が声をかけてくれます
顔が真っ青だよ」
「大丈夫?


そう聞かれて笑顔で大丈夫と答えたいのに
喉に何か詰まったかのように声がでません

数分たったでしょうか
知らない人が何人か集まってきてしまいました
私はそれが恥ずかしくなります。そして私の制服姿を見て「学校へ連絡する」という話し声も聞こえてきます
私は「大丈夫です」と声を振り絞りだしなんとか伝えました
その後は周りが止めるのも聞かずに無理矢理立ち上がり家へと帰りました

横断歩道が恐怖の場所になった

こんな事が二日も続き
私はすっかり横断歩道のある場所が恐くなりました
この日も学校をサボりましたが
やはり学校から家に連絡がくることはありません
今とは違いそういう時代でした
私はそれに少しだけホッとしたのを覚えています

そして私はこの日から学校へと通えなくなりました
横断歩道を通らないと学校へ向かう道がありません
他の道にしても結局横断歩道を通ります
それにだんだんと横断歩道だけじゃなく
大きな通りを渡るのも怖く感じていました

けれどこの症状を私は家族に隠していました
「怒られる」と思ったからです
学校に通えていないしサボっているから
親に言えないし言いたくない

また子供の頃のように「行きたくない道」と思われてしまいそうだとも思いました
わがままを言うな」と言われるのも目に見えています

スピ的な感覚とは違いました
明らかに身体がバグをおこしている状態
自分でどうにもできないし
熱もでていないし時間がたつと元通りになるこの症状は客観的に見ると仮病に思えました
決して仮病ではないけど
症状が数十分でおさまるからこそ信じてもらえないだろう
そう思ってしまいました

こうして私はしばらく
誰にも相談できずに学校をサボるようになります
先生は重い腰をあげて1週間くらいたった時に電話が鳴りましたが
家に親はいないので私が電話に出て
ひどい風邪をひいたと嘘をついてしまいました

ただ私以外にもサボる生徒が多い学校ではあったので
先生は「またサボりだろう」ぐらいに思ったのでしょう
親にバレたのはこの日から半年ぐらいたったあとでした

こんな状態になりましたが親にバレるまで
私は学校へ行くフリをしていました
そうやって親に隠していたことで
私はよりいっそう自分自身を苦しめることになってしまいました

本日も読んでくださりありがとうございます
今日はパニック障害の前兆のお話でしたが
症状を少しだけ詳しく書いてしまったので
同じパニック障害の方で文字から恐怖を感じていたりしませんか?
パニック障害はこうした文章を読むだけでも
わりと身体や心にくると知っていますので
深呼吸してくださいね
大丈夫」ですからね

これはあなたではなく「夢珠」の症状であること
そう思って読んでいただければと思います
明日もパニック障害のお話続きます

行きたくない道の話はこちら↓

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この記事を書いた人

はじめまして
オンライン占い師として活動している夢珠(ゆじゅ)と申します
ひきこもり占い師です
まるで山の中で修行しているかのごとく人と接することがありません
ですがそれのおかげで色々な事に敏感になり視えるものもあります
私の普通とは違った経験が誰かの参考やきっかけになれたら嬉しいと思いブログを書き始めました
よろしくお願いいたします

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